こんにちは、名古屋・柳橋市場でマグロ仲卸を営んでいる大伸のケンです。
今日は魚屋として正直な話をさせてください。
夏は、正直ロクなことがありません(笑)
①とにかく暑い
競り場は空調が完備されていて涼しいのですが、市場内の移動や外での作業はとにかく暑い。重い荷物を運んでいると汗が止まりません。体力的にはオフシーズンとはまったく別の仕事です。
②生魚の傷みが早い
夏場は気温が高いぶん、生マグロの鮮度が落ちるのがとても早い。冬なら少し余裕があっても、夏は一瞬も気が抜けません。競り場から店に戻るまでの時間、お客様に渡すまでの時間、すべてに神経を使います。
③冷凍マグロがすぐ溶ける
冷凍マグロも油断できません。仕入れてきた冷凍マグロは、夏の気温だとあっという間に表面が溶け始めます。競り落としたらすぐに冷凍庫へ走る、それが夏の習慣です。
④氷の使用量が増えて経費がかさむ
魚を冷やすための氷が、夏はとにかくよく溶けます。冬の倍以上使うこともあって、氷代だけでもバカになりません。魚屋の経費は夏に跳ね上がります。
⑤ストッカーや冷凍庫が壊れやすい
そして一番ヒヤッとするのが、機械のトラブルです。ストッカーや冷凍庫はフル稼働が続く夏に故障しやすく、もし止まれば商品が全滅するリスクがあります。毎年夏になると機械の調子が気になって仕方がありません。
文句ばかり言いましたが(笑)、それでも夏においしいマグロを届けたいという気持ちは変わりません。むしろ、こういう過酷な条件の中で選んで仕入れているからこそ、プロとしての価値があると思っています。
夏のマグロも、ちゃんと選べば美味しい。それをお届けするのが仲卸の仕事です。
今年の夏も、体に気をつけながら頑張ります!😅


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