「ネギトロ」って聞くと、回転寿司やスーパーの惣菜コーナーを思い浮かべる方が多いんじゃないでしょうか。でも、市販のネギトロと本物のネギトロは、実は全然違うものなんです。
名古屋・柳橋市場でマグロ一筋30年以上の私が、本当に美味しいネギトロの作り方を教えます!
市販のネギトロと本物のネギトロ、何が違うの?
スーパーや回転寿司のネギトロ、よく見ると「ネギトロ風」とか「ネギトロ加工品」って書いてあることがありませんか?
市販品の多くは、マグロの端材に植物油や添加物を混ぜてトロっとした食感に仕上げたもの。本物のネギトロとは別物です。
本物のネギトロは、マグロの骨周りや筋がキツイ部位をたたいて作ります。添加物ゼロ。マグロそのものの旨みが全部詰まっています。
プロが使う部位はここ!
一般的に「ネギトロは中落ち(背骨周りの肉)」と思われていますが、私のオススメはちょっと違います。
本鮪の頭肉、または頭側・尻尾側の筋がキツイ部分です。
「筋がキツイ部分なんて美味しいの?」と思うかもしれませんが、これが大正解。細かくたたくことで筋が気にならなくなり、マグロの旨みがギュッと凝縮されたネギトロになります。
南マグロ(インドマグロ)でも同じ部位を使えば美味しく作れますよ。
作り方
材料(2〜3人分)
- 本鮪の頭肉または筋がキツイ部位:150〜200g
- 長ネギ(白い部分):1/2本
- 醤油:小さじ1〜2(お好みで)
- ごま油:少々(お好みで)
手順
- マグロは筋を断ち切るように包丁でたたく。最初は荒くたたいて、だんだん細かくしていく。
- 長ネギはみじん切りにする。
- たたいたマグロとネギを混ぜ合わせる。
- お好みで醤油やごま油を少量加えて完成!
ポイント:たたきすぎるとペースト状になってしまうので、少し食感が残るくらいで止めるのがコツです。
食べ方いろいろ
ネギトロは丼や軍艦巻きだけじゃありません!
- ネギトロ丼:温かいご飯にのせて、醤油をひとたらし
- 軍艦巻き:酢飯と海苔で本格的なお寿司に
- ネギトロ巻き:細巻きにして一品料理として
- ネギトロパスタ:茹でたパスタと和えるだけ。大葉と醤油バターで絶品!
柳橋市場のマグロ屋より
「筋がキツイ部分」は値段が安い分、ネギトロにするとコスパ最高の一品になります。本鮪のネギトロを一度食べたら、市販品には戻れませんよ!
柳橋市場にお越しの際は、ぜひ大伸にお立ち寄りください。マグロのことならなんでも相談してください!


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