こんにちは、名古屋・柳橋市場のマグロ屋、大伸のオヤジです。
今日はマグロの話ではありません。柳橋市場から、すごい男が出てきたという話です。
上の写真の真ん中、上半身裸でファイティングポーズを取っているのが、プロボクサーの近藤裕真(こんどう ゆうま)選手。左がオヤジ、右が市場の魚屋「カネダイ」のよしみつさんです。
朝は魚屋、夜はボクサー
裕真は、柳橋市場の魚屋「カネダイ」でアルバイトをしながら、プロボクサーとして戦っています(名古屋大橋ジム所属、ウェルター級)。
市場の朝は早いです。まだ真っ暗なうちから魚を運んで、さばいて、売って。それが終わってから練習に行く。口で言うのは簡単ですが、毎日続けるのは並大抵のことじゃありません。
実は裕真、事情があって一度はボクシングから離れています。それでも夢をあきらめきれず、プロライセンスを取り直して、もう一度リングに戻ってきた男です。
そして今年、新人王戦にエントリー。8月には中日本新人王(ウェルター級)で優勝しました。
九州で、2ラウンドKO勝ち!
9月20日、福岡県の上毛町(こうげまち)で行われたのが、九州・沖縄の新人王との対抗戦です。
結果は、2ラウンドKO勝ち!
見事な勝ちっぷりでした。名古屋から応援に来た市場のみんなも、大喜びです。
トランクスには「大伸」の名前も

裕真のトランクスをよく見てください。腰には金色で「裕真」。そして「(有)大伸」「かねだい」のワッペンが入っています。うちも、ささやかながら応援させてもらっています。きまぐれクックさんの名前も入っていますね。
市場のみんなの名前を背負って、裕真はリングに上がっているんです。
名古屋から片道700km超。それでも市場のみんなは行った

会場は福岡県の上毛町。名古屋からだと、大阪、岡山、広島を越えて、関門海峡を渡ったその先です。片道700km以上あります。
それなのに、柳橋市場からたくさんの人が応援に駆けつけていました。こんなに遠いのに、です。
会場で市場の顔ぶれを見たとき、「ああ、市場ってやっぱりいいな」と思いました。毎朝顔を合わせて、口は悪いけど、仲間が頑張っているとなれば、みんな黙って駆けつける。柳橋市場は、そういう場所です。
次は11月の大阪、そして12月の後楽園ホールへ
新人王戦は、ここからが本番です。
- 8月:中日本新人王で優勝 ✅
- 9月:九州・沖縄の新人王との対抗戦に2ラウンドKO勝ち ✅
- 11月:大阪で、関西の新人王との「西軍代表決定戦」
- 12月:東京・後楽園ホールで、東日本の新人王との「全日本新人王決定戦」
11月に勝てば西軍代表。そして12月、ボクシングの聖地・後楽園ホールで勝てば、全日本新人王です。
あと2つ。市場のみんなで、また応援に行きます。
マグロ屋から、ひとこと
ボクサーには減量があります。マグロの赤身は、高たんぱくで脂が少ない。体をつくる人には、もってこいの食材なんですわ。
裕真、次の試合の前も、うちの赤身を食べていけよ。
柳橋市場に来たら、カネダイで魚を売っている若い衆に「頑張って」と声をかけてやってください。それが全日本新人王を目指している男かもしれません。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。大伸のオヤジでした!


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