こんにちは、名古屋・柳橋市場でマグロ仲卸を営んでいる大伸のケンです。
夏休みが始まりましたね。お子さんの自由研究、テーマはもう決まりましたか?「今年こそ早めに終わらせたいけど、ネタが思いつかない…」というご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなご家族に、市場のオヤジからひとつ提案です。自由研究のネタ、柳橋市場に山ほど転がってますよ!
なぜ市場が自由研究向きなのか
市場は「本物」に出会える場所です。図鑑やインターネットで調べるのとはちがい、実物の魚を見て、さわって(お店の人に聞いてからね)、働く人に直接話を聞ける。理科・社会・食育、どの角度からでも研究になります。しかも名古屋駅から徒歩5分。遠くの博物館や水族館に行かなくても、身近に「生きた教材」があるんです。
おすすめ研究テーマ5つ
① マグロの観察スケッチ
大きなマグロを間近で見て、大きさ・形・色をスケッチ。運が良ければ解体の様子も見られます。「マグロ1本から何人前のお刺身が取れるか」を調べてまとめると、立派な研究になります。
② 市場には何種類の魚がいる?
市場を一周して、見つけた魚の名前と数を記録。「夏に多い魚」「どこの海から来たか」を調べれば、地理と理科の勉強にもなります。値札には産地が書いてあることが多いので、日本地図と組み合わせると面白いですよ。
③ 市場で働く人にインタビュー
「朝何時から働いていますか?」「一番大変なことは?」「どうしてこの仕事を選んだの?」——働く人の生の声は、社会科の研究として最高の材料です。私たち魚屋は朝3時30分から働いています。この時間の話だけでも、きっとおどろいてもらえるはず(笑)
④ 同じ魚なのに値段がちがうのはなぜ?
同じマグロでも、部位や大きさ、獲れた場所で値段がまったくちがいます。「なぜちがうのか」をお店の人に聞いてまとめれば、経済の勉強に。ちょっと高学年向けの、深い研究になります。
⑤ 魚と氷の科学
市場は氷だらけ。「なぜ魚は氷にうめるのか」「発泡スチロールの箱はなぜ使われるのか」「マイナス50度の冷凍庫って何のため?」…温度と鮮度の関係は、理科の自由研究にぴったりです。
見学のコツと注意点
おすすめの時間帯は朝8時〜9時ごろ。プロの仕入れが落ち着いて、ゆっくり見て回れます。いくつか注意点だけお願いします。
- 床がぬれているので、すべりにくいくつで来てね
- 台車やターレット(運搬車)が通るので、通路では走らない
- 写真を撮るときや質問するときは、お店の人にひとこえかけてから
- 商品の魚には勝手にさわらない
大伸も協力しますよ!
「太物・マグロ・カジキ」の看板が目印のうちの店に来てもらえれば、マグロのことなら何でも答えます。タイミングが合えば、大きなマグロをさばくところもお見せできますよ。
夏休みの思い出と自由研究、いっぺんに片付けに来てください。市場のオヤジ一同、お待ちしてます😊


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