こんにちは、柳橋市場のマグロ屋・大伸のケンです。
いきなりですが、10月10日は「まぐろの日」って知ってました?
実はワシ、マグロ屋を35年やってますけど、知りませんでした…。
知ったからには、マグロ屋として黙ってられませんわ。
まぐろの日は、1300年前の歌から生まれた
「まぐろの日」は、1986年(昭和61年)に、日本かつお・まぐろ漁業協同組合が決めた記念日です。
なんで10月10日なのか。
話は奈良時代、今から1300年も前にさかのぼります。
726年(神亀3年)の10月10日、歌人の山部赤人(やまべのあかひと)が、聖武天皇のお供で播磨の国(今の兵庫県)に行きました。
そこで、海でマグロ漁をしている様子を見て、歌に詠んだんです。その歌が「万葉集」に残っています。
歌の中には、こんな言葉が出てきます。
鮪(しび)釣ると 海人船(あまぶね)騒き
「マグロを釣ろうと、漁師の船がにぎやかに行き交っている」という意味です。
1300年前の海でも、マグロ漁でワイワイにぎわっていたんですね。
昔、マグロは「しび」と呼ばれていた
歌に出てくる「鮪(しび)」というのは、マグロの昔の呼び名です。
ところが江戸時代になると、この「しび」が「死日(しび)」に聞こえて縁起が悪い、と嫌われた時期もあったそうです。
しかも昔は冷蔵庫なんてありませんから、マグロはすぐ傷んでしまう。
そこで生まれたのが、赤身を醤油に漬けておく「ヅケ」です。今でもお寿司屋さんの定番ですよね。
家で作るヅケ丼の作り方はこちらの記事で紹介してます。
ちなみに、今では大人気のトロ。昔は脂っこくて傷みやすいので、捨てられることもあったそうです。
今のトロの値段を考えたら、もったいない話ですわ。
写真は、9月に入ったボストン産の本マグロ
アイキャッチの写真は、9月にうちに入ったアメリカ・ボストン産の天然本マグロ。頭無しで329.4kgの大物でした。
この断面の色、きれいでしょう。
このマグロの話はこちらの記事で書いてます。
1300年前の人たちも、こんなマグロを見てワクワクしてたのかもしれませんね。
10月10日は、マグロを食べよう!
秋はマグロがだんだん脂をのせてくる季節。まぐろの日には、ぜひマグロを食べてください。
柳橋市場の大伸では、トロパック(税込1,000円)を毎日店頭で販売しています。
朝3時ごろからパックが並んでいて、一般のお客さんも買えますよ。
市場は朝が早いので、来るなら朝7時〜8時半ごろがおすすめです。
🐟 ブログを読んでくれた方へ まぐろの日限定のお礼です!
10月10日(土)だけ、お店で「マグロの日」と言ってくれた方に、
トロパック 1,000円 → 500円(半額)にします!
※お一人様1パックまで ※売り切れごめん! ※10月10日(土)当日のみ
ここまで読んでくれたお礼です。合言葉は「マグロの日」。元気よく言ってくださいね(笑)
まとめ
- 10月10日は「まぐろの日」(1986年に制定)
- 由来は、726年10月10日に山部赤人がマグロ漁を詠んだ歌(万葉集)
- マグロの昔の呼び名は「しび」。冷蔵庫のない時代に「ヅケ」が生まれた
- まぐろの日は、柳橋市場のマグロで決まり!
- 10/10(土)限定!合言葉「マグロの日」でトロパック半額の500円(お一人様1パック・売り切れごめん)
35年やってても、まだまだ知らないことがありますわ。
みなさんも、10月10日はマグロでお祝いしてください。


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