まだ暑いのに、市場にはもう秋が来てます〜サンマの箱の「12」の秘密〜

マグロの豆知識
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こんにちは!名古屋・柳橋市場のマグロ屋、大伸のオヤジです。

まだまだ暑いですね〜。毎日汗だくで市場に立っています💦

でもね、そんな真夏の市場に、もう「秋」が届いているんです。

何だと思いますか?

答えは、秋刀魚(サンマ)!

そう、秋の味覚の王様、サンマです🐟

8月の終わり頃になると、北海道から「初物」のサンマが市場に入ってきます。世間はまだ夏真っ盛りですが、市場で働く私たちは、この箱を見ると「あ、秋が来たな」と感じるんです。

世間より一足早く季節を感じられるのは、市場で働く人の特権ですね。

箱に書いてある「12」、何の数字かわかりますか?

こちらが今日入荷した北海道産のサンマの箱です。

北海道産 鮮さんま 12入りの発泡スチロール箱
北海道産「鮮さんま」。右側の「12」に注目!

右側に青い字で「12」と書いてありますよね。これ、何の数字だと思いますか?

値段? 日付?

正解は…「この箱にサンマが12匹入ってます」という意味です。

サンマは1匹ずつではなく、「1箱に何匹入っているか」で取引されます。箱の大きさは決まっているので、匹数が少ないほど、1匹が大きいということになります。

  • 20匹入り、25匹入り → 細めの小ぶりなサンマ
  • 12匹入り → かなり太くて立派なサンマ!

つまり、この「12」という数字を見ただけで、プロは「お、今日のサンマは太いな」とわかるんです。市場の人間だけが読める暗号みたいなものですね(笑)

今年のサンマ、出だしから太いです

まだ8月なのに、もう12匹入りの箱が来ている。これは今年のサンマは出だしから太いということです。

ちなみに去年は豊漁で、さらに大きい「10匹入り」の箱がたくさん並んでいました。一時期「サンマが獲れない」「高くて手が出ない」と言われていましたが、ここ最近はまた良い状態に戻ってきている気がします。

太ったサンマは脂がのっているので、塩焼きにしたら最高ですよ🔥 ジュージュー焼いて、大根おろしとすだちで…。書いているだけでお腹が空いてきました。

市場には、一足早い季節があります

スーパーにサンマが並ぶ頃には、市場ではもうその先の季節の魚が動き始めています。

柳橋市場に来たら、ぜひ魚屋さんの発泡スチロールの箱に注目してみてください。数字や産地から、今の季節と海の様子が見えてきますよ。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。大伸のオヤジでした!

柳橋市場に来てみませんか?

名古屋駅から歩いて10分ぐらいの、名古屋の台所・柳橋市場。プロが通う市場ですが、一般の方も買い物できます。

  • おすすめの時間:朝7時〜8時半ごろ(各お店が本場の競りから戻るのが6時ごろ、9時ごろには片付けを始めるお店がほとんどです)
  • お支払い:ほとんどのお店が現金のみです
  • 駐車場:有料駐車場のみ(コインパーキング、マルナカ食品センターの駐車場など)
  • お休み:日曜・水曜・祝日(臨時の営業日・休みあり)

まぐろの大伸は、パックの商品なら毎日朝3時ごろから買えます。

👉 くわしくは「はじめての柳橋市場ガイド」へ

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